実際の駐車スペースとは?

我が家は車を1台所有しているのですが、家の敷地内には駐車スペースを取れないため、近所の月極駐車場を利用しています。しかし、これが月に17,000円になるので、何気にもったいないなぁと思っていたりするのでした。。。

そこで今回は実際にどれほどのスペースが駐車場として必要なのかまとめてみたいと思います。

車庫証明について

20年程前の法改正で、車両寸法が駐車スペースに入れば車庫証明が下りるように現在はなっているようです。法改正前では、左右に30cm程度の空間が無いと車庫証明が取れなかったのですが、現在は、実際に入るかどうかは関係無しに、車両寸法が駐車スペースに入れば問題ないようです。ちなみにこの場合、ドアミラーは車両寸法に入れません。

この車庫証明の仕組みで考えると、実際には自転車がすり抜けられないなどの色々な問題が発生すると思いますので、以降は駐車場を設計するにあたり、どの程度のスペースが必要なのかをまとめてみようと思います。

実際に必要なスペースとは?

ネットで調べたところ、車1台の駐車スペースは、国土交通省から『駐車場設計・施工指針』が出ており、具体的な広さが以下の通りに示されていました。

全長 全幅 備考
軽自動車 3.4m 2.0m (車幅1.48m以下)
小型乗用車 5.0m 2.3m 主に5ナンバー車(車幅1.7m以下)
普通乗用車 6.0m 2.5m 主に3ナンバー車(車幅2.5m以下)

接している道路の幅による影響

駐車場に接している道路の幅により、駐車スペースの間口の幅に影響があるようです。以下は『LIXIL・駐車スペース』に記載されている、小型乗用車(車幅1.7m)の場合の間口幅の推移です。(※実際には、さらに0.5m程度の余裕を持つよう記載がありました。)

全面道路幅(m) 4 5 6 7 9
車庫間口(m) 前進で直角駐車の場合 3.6 3.3 3.3 3.0 2.3
後退で直角駐車の場合 3.3 2.6 2.3

我が家の場合、全面の道路が4mと狭いため、後退で直角駐車する場合、3.3m必要となるようです。我が家の場合、間口幅が2mしかないのですが、さらに余裕を持たせるために0.5mを加えると、3.8mという絶望的な間口の幅が必要となるようです・・・役2倍の幅が必要なんですね。。。

最後に

近隣の土地が売りにでも出ない限り、我が家に駐車場が出来る日はかなり遠いようです。軽自動車なら車庫証明は取れそうですが・・・。何はともあれ、いつかは自宅に車を駐車したいものです。


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