ニューノーマル時代に必要な光回線
このコロナ禍の中、フルリモートによる勤務が今後のスタンダードとなる可能性が高いと思われます。しかし、実際にフルリモート勤務を始める際、企業側から求められる環境のハードルが高い場合もあるようで、家族で使用している光回線とは別に、単独で使用できる光回線を用意する必要があるようです。
実際に必要な回線数は?
夫婦2人ともがフルリモートの在宅勤務で、非常事態宣言などで子供の授業もリモートとなった場合、最大で3回線が必要になります・・・。
プロバイダーは1つで可能ですが、光回線3本というのは費用的に中々なものになってしまいそうですね。実際に使用するかは別として、設計時に光回線3本分設置可能にしておいた方が後々困ることはなさそうです。
単独の光回線を必要とする職種とは?
普通に考えると、高度なセキュリティを必要とする銀行や、生命保険などの金融業界ではないでしょうか。また、たまたま見たコールセンター系の求人にも、家族がしようする回線とは別に、単独の回線を使用するよう条件欄に記載がありました。
プロバイダーは複数あった方が良いケース
プロバイダーが複数あった方が良いケースとは、回線に障害が発生した場合です。例えば『ドコモnet』と『@nifty』の2つのプロバイダー契約を結んでいるとして、『ドコモnet』側で障害が発生した場合は、『@nifty』を使用することで障害を回避することが可能となります。
プロバイダー別の障害発生率をまとめたサイトなどがあるので、それらを参考にして最低2つのプロバイダーとは契約しておいた方が良さそうですね。
最後に
企業側としては、家族との共有回線が原因でのウイルス感染リスクや、障害発生のリスクを極力下げたいと考えると思いますので、最終的には、どの職業でも単独専用の光回線が必要になるのかも知れません。そう考えると初期投資と月の固定費が増すので、在宅手当を充実させてもらいたいところです。