加湿器には要注意!

去年の10月に引渡されてから初めての冬を向かえた時のことですが、建替え前の家の比ではなく乾燥が物凄く湿度計は30%台をキープしている状態でした。仕方ないので加湿器を買うことにしたのですが、取りあえずのお値段と見た目で選んでしまったのが運の尽きでした。。。

買ったのは以下の2台でそれぞれをリビングと寝室に設置しました。

超音波式とヒーター式のハイブリッド

使い始めはとても快適でして、うるおいのある生活を送れていたのですが・・・何時からかは忘れてしまいましたが、あるとき食器棚のガラスの部分が白くなっていることに気が付きました。最初は加湿器を使っているせいで結露的ななにかなのかしら?とあまり考えずにいたのですが、よくよく見ると家じゅうの家具や床がすべて細かい白い粉状のもので覆われていたのです!

調べてみると、加湿器使用による白い粉の正体は水道水に含まれるカルシウム(ミネラル分やカルキと呼ばれるもの)が白い粉のような形で跡残りしたものだそうです。どうも超音波式の加湿器を使用したことが原因のようでした。ヒーター式気化式であればこのような白い粉は出にくいようです。

出にくいと記載しましたが、メーカー側に確認してみると、気化式の場合、フィルターが汚れた状態では完全にミネラルやカルキを取り除くことが出来ないそうです。まめなフィルター清掃からは逃げられないようですね。ヒーター式の場合は白い粉は出ないようですが、今度は電気代がかさむようでして、あっちを立てればこっちが立たない状態です。

この教訓から今年は新しい加湿器を購入しようと考えていますが適用畳数が増えると加湿器本体はかなり大きくなってしまいます。

こちらは三菱重工のルーミスト(SHE120MD-W )です。加湿方式はスチームファン蒸発式と言って、吸い上げた水だけを加熱するもので基本的にヒーター式を省エネ化したものです。加湿能力は1,200mL/hで、適用常数は木造20畳まで プレハブ洋室33畳までで、消費電力は最小440~最大880Wとかなり電気代に響きそうです。

こちらはダイニチ工業のHD-181です。加湿方式はヒーター式と気化式のハイブリッドで、加湿性能は1800mL/h、適用畳数は木造30畳まで プレハブ洋室50畳までととてもパワフルです。消費電力は最小47W~最大390Wと電気代はそこそこな感じです。

そしてこちらが本命のパナソニックのFE-KXF15です。加湿方式は気化式で、加湿性能は1500mL/h、適用畳数は木造25畳まで プレハブ洋室42畳までととてもパワフルです。消費電力は最小17W~最大47Wと電気代は最安です。しかもナノイー付き!

加湿だけを考えるのであればヒーター式がベストなのでしょうが、電気代が高くついてしまいます。ヒーター式と気化式のハイブリッドも気になりますが、取りあえずは省エネの気化式にしてみようと思います。フィルター掃除が面倒ですが、エアロテックと同タイミングでお掃除すればそんなに苦にならないかも知れませんね。

以上、ひょんなことから全館空調が家の隅々にまで行きわたっていることが実感できました(笑)というお話でした。。。


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