涙の事件簿(塗り直してもダメ?外壁不具合)

引渡から3年半となったので、もう何も起こるまい!と思っていたのですが、ふと外壁に目をやると、そこにはあきらかに違和感があったのでした。。。

違和感の正体は?

下の写真を見ていただけたらお分かりになるかと思いますが、外壁の下から1メートル程度上のあたりに、下地が浮き出ているような横線が入っています。外壁の下1/3だけ色が明らかに違いますよね?ちょっとというか大分悲しい出来事でした。。。

三菱地所の外壁構造は?

三菱地所ホームで採用しているのが『セメントボード外装システム』というものです。
具体的な構造については、内側から石膏ボード、断熱材、ハイプロテクトウォールと来て、細目の通気胴縁(つうきどうぶち)により外壁に空気が流れる空間を造ってから、セメントボード(デラクリート)を設置し、その上から外壁塗料を塗るというものです。

この通気層を造ることで、高い防水性と高耐久性を確立しているようです。


出典元:三菱地所ホーム

外壁に浮き出た横筋の正体は?

三菱のアフターさんの話では、問題の横筋の正体はセメントボード(デラクリート)の接合部にあるとのことでした、接合部は網入りのパテ仕上げのようですが、3年半の間に接合部のパテが痩せてしまったのでは?と思っています。

アフターさんによると写真の面だけでなく、家全体で2階、3階ともに同じ症状が出ているとのことでした。悲しい・・・。

セメントボード(デラクリート)

どう対応するのか?

結論としては、アフターでは対応できないらしく、持ち帰って技術部へご相談という形になりました。アフターさんからは『塗り直してもなおらない』との死刑宣告的なことを聞いたので、『それでは困る、根本的な解決を希望する』と伝えました。

果たして、どのような対処法となるのか?楽しみでもあり不安でもありという感じです。

最後に

この『セメントボード外装システム』を採用してから、このような事案は増えているようなので、一度確認してみた方が良さそうです。また、どのように対応するにせよ、家全体なので大掛かりな工事になりそうですよね・・・気が重いです。。。


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