近所の建売物件の基礎工事が気になります。

最近、近所に建売物件と思われるものが建築中で、その基礎工事が気になるのです。通常は一軒家を建てるであろうスペースに2棟を無理やりに建てている感じで、1階は駐車場で、恐らくは3階建てになるのでは?と思われます。

毎日通る道なので基礎工事を観察していたのですが、まず、基礎の鉄筋の細さが気になりました。3階建てだと縦物自体の重量も2階建てより当然重くなるでしょうし、台風などで強風が吹いた時にも加重の掛かり方が違うと思うのですが、取りあえず最低限の鉄筋を設置しましたという感じだったのでビックリしました。

ちなみに三菱さんだとこんな感じで鉄筋自体が太くてがっしりしているのですが・・・。

そして、温度を一定に保つための養生もしていないことも気になりました。通常では以下のような養生シートを使用して温度を一定に保つことでクラックなどが極力発生しないようにすると思います。特に最近は気温の変動が激しいので・・・。

どれくらいの価格で売り出されるのか分かりませんが、こういった目に見えない部分でこういったことをされてしまうと購入者側にはまったく分かりませんよね。これでは基礎に何か問題があってもモルタルで表面を綺麗にお化粧されてしまえば、購入者側は気付くことが出来ませんし、正直恐いなぁと思ってしまいました。

取りあえず子供が独り立ちするまでと割り切った使い方をするのであれば良いのかも知れませんが、長期間住むことを考えている場合、やっぱり保証がある程度しっかりしているハウスメーカーに建ててもらった方が安心できるのではないでしょうか。。。


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