壁面の補修(2年点検後)

引渡から2年くらいで躯体の動きが一段落するので、やっと壁紙の補修を行うことになりました。躯体が動くとどうなるかというと、以下写真のように釘やビスの頭が出てくることが多いようです。3階建てだとより動きが大きいのが一般的とのことですが、幸いなことに我が家はあまり動かない方で、補修個所はそんなに多くないようでした。

<補修前、釘やビスの頭が出てきている状態>

寝室は諸事情で引渡前に超特急で施工されたので、結果的には2面総張り替えとなりました。やっぱり急いでも良いことは何一つないですよね。下の写真は家具を中央に集めてしっかり養生してから壁紙を剥がしたところです。

斜めにクラックが入っていたのですが、クラックをパテ埋めし、周辺のビスを増し締めしてから壁紙を張り直しました。壁紙は塗らすと若干伸びるとのこと、下の写真でビロビロしている既存の壁紙をそのまま使用してキレイに補修してもらいました。

この写真も衝撃的ですよね!釘やビスの頭が出ていたところです。飛び出しているところの周辺を剥がして、パテなどで面をならしてから貼り直していました。キレイに修復できるのか見ていて不安だったのですが、見事に修復してくれました!職人さんって凄いですよね。

今回の作業は朝9時半から始めて昼食を挟んで午後3時頃まで掛かりました。三菱さんと壁紙職人さんについて話をしたのですが、5年で半人前という世界らしく最近の若者は途中で結構辞めてしまうので職人さんが高齢化しているとのこと・・・どこの業界も後継者の育成が問題なのねと思いながら聞いてました。今回の職人さんもやはりご高齢の方2名だったのですが、とてもキレイに修復してくれたので大満足です。

こういったアフターの対応を考えると、メーカーにもよるのでしょうが注文住宅にして良かったなぁとしみじみ思いました。最初の出費は多く感じますが、後々の対応は流石という感じですね。


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