エアロテックは機械ですので、やがては壊れてしまいます。先日、エアロテックの定期点検があったので、三菱電機さんにその辺について諸々聞いてみました。
過去事例としては?
三菱地所ホームのホームページでは13年でリプレイス(買い替え)するようなモデルプランが示されているのですが、三菱電機さんによると、実際は15年~20年でリプレイスする方がほとんどだそうです。メーカー側の部品保有期限を超えてしまっているため、何か不具合が出ても修理できないことが起因しているのだとか。。。
考えられる対応案は?
エアロテックを長期に渡って快適に使用していくにあたり、もっと他に良い方法があるかも知れませんが、とりあえずパッと浮かぶ対応案をまとめてみました。
1.早目に壊れやすい部品を交換する
部品保有期限ギリギリのタイミングで壊れやすい電装部品やモーターなどを交換しておくというのはいかがでしょう?ある程度寿命は延びる気がしますが、長年使用していると汚れなどで空気の流れが悪くなり、それが原因で本来の性能を発揮することが出来なくなる場合もあるようなので、下記の『分解洗浄』とセットで行う方が良いかも知れませんね。
2.分解洗浄による延命
長年使用していると汚れなどにより空気の流れが悪くなる(特に外気に触れる吸気側)ことがあるそうです。この場合、エアロテックは頑張り過ぎないように制御(保護機能)されるらしく、結果として本来の性能を発揮することが出来なくなってしまいます。普段の定期点検時にもお掃除はしてもらえるのですが、それでは取りきれない部分について、分解洗浄を行うというものです。果たしてそれだけで空気の流れを良くすることが出来るのでしょうか?そもそもどこまで分解して洗浄するのか分からないので効果は?ですが、メンテナンスメニューに存在するのでそれなりの効果があって欲しいところですね。
3.リプレイス(買い替え)
これはご承知の通り、室外機とセットでの買い替えです。個人的な感覚としてなのですが、20年もってくれたらリプレイスでも良いかなぁ?なんて思ってたりします。今の家を購入する際、キャンペーンでエアロテックが無料だったので値段が定かでないのですが、200万位だったと思うので、年間10万円の貯蓄でまかなえると考えると妥当な気がします。
また、飛躍的に性能が向上したなんて場合もリプレイスしたくなってしまいますよね。エアロテックの開発思想からすると、長期に渡って安定して稼動することを目標としてそうで、自動でお掃除するような(長期稼動で不具合を起こしそうな)機能は付加されないと思うので、物凄い省エネにでもならない限り、購入したくはならなそうですが・・・。
最後に
最近は『高気密+全館空調』の家が増えていると思いますので、どの方法を選択するにしても、とにかく『壊れる前』になんとかしたいですよね。夏場の猛暑時に全館空調が動かないなんて!私には耐えられそうもありません。。。