昨年末にHEMSを導入したのですが、これにより各部屋の温度変化が見えるようになりました。今年の冬はやたらと寒いので、気になって各部屋の温度変化を見ていると・・・どうも洗面室だけ温度の下がり方が異常に早いことに気が付きました。玄関よりも温度が下がったこともあったので何らかの対応が必要かも知れません。。。
現状の確認
間取りはどうなっているかというと、洗面室の隣にバスルームがあるという最もスタンダードな間取りです。窓が大きい訳でもありません。(むしろ小さい・・・。)
どこで熱を失っているのか?
最初は洗面室の窓のあたりを疑っていたのですが、ちゃんと断熱されているようでした。そうするとバスルームが怪しい・・・確認してみると、換気扇のあたりから冷たい風を感じました!犯人はバスルームの換気扇で間違いないようです。竣工図を確認してみると設置されている換気扇の型番は『V-08PPSD6-MJ』となっていました。この末尾の『-MJ』って三菱地所仕様ってことですよね?ちょっと気になります。。。
直接の原因
上に書いた通りなのですが、直接の原因はバスルームの換気扇からの冷気侵入のようです。この換気扇にはシャッターがない?のかハッキリしないのですが、いずれにしても冷気が侵入してくるので断熱性能への影響は少なからずあるのではないでしょうか。
対応案①(シャッター付きのものへ変更)
問題の換気扇は2008年に発売されたものなので、最新のシャッター付きのものに変更することを考えました。しかし、同サイズで浴室使用可能なシャッター付きの換気扇は、三菱電機からは販売されておりませんでした。大きいサイズのものならあるようなのですが・・・他メーカーでも構わないのですが、恐らく工事に三菱電機さんが来そうな気がしてます。
対応案②(24時間換気へ変更)
シャッター付きのものがないようなので、発想はトイレと同じになってしまいますが、24時間換気への変更はどうでしょうか。これだと三菱電機さんからバスルーム用の『V-08PPFL7』といものが原稿品として販売されているようです。通常は弱運転で必要に応じて強運転へ切り替えるような運転が可能らしいのですが、現状で設置されているタイマー付きのスイッチをどう変更するのかが分かりません。
V-08PPFL7 |
最後に
折角の高気密住宅なのに、このような換気設備から冷気が侵入してくるっていうのはどう理解したら良いのでしょうか。三菱電機さんの換気扇ラインナップを見る限り、バスルームという湿気のある場所での断熱は難しいのかも知れませんが、ちょっとお粗末な感じがしてしまいます。この件は三菱地所ホームに問い合わせ中なので、なんらかの解決策が見つかることを祈ってます。仕様ですって言いきられてしまえばそれまでなのですが。。。
おはようございます。
三菱地所ホームの場合、エアロテックで内外気温に差のある時期は常に暖気(あるいは冷気)が出ているので、その分細かい断熱漏れについての意識が、他社より少しいいかげんになってる気はします。
現実には問題ないレベルなのでしょうが、断熱が宣伝の重要ポイントではないので、あまり理論武装できていないというか。
今回は原因が分かって良かったですが、「これが標準の施工基準なので」であいまいに終わることもありそうで、もっとしっかり気密のことを考えてほしいですよね。