今年度からHEMSが標準となった三菱地所ホームですが、その記事を読んでいて気になったので色々と調べていたところ、エアロテック(エアリゾート)がモデルチェンジしていました。発売日は2015年10月1日なので結構タイムリーです。
性能的にどうなったのか説明がないので、どのような進化を遂げたのかいまいちつかめないのですが、気になったところを紹介します。ちなみにタイマー機能を含めて操作系の変更はないようです。
<ユニット構成の変更>
冷暖房室内ユニットがVL-606HPFから「VL-705HPF」へ変更
ロスナイ換気ユニットがVL-151KFから「VL-200KF」へ変更
旧タイプで使用されているVAVユニットを「2ゾーンダンパーユニット(P-460VAW)」へ変更
<冷暖房室内ユニットの仕様変更>
冷房能力 :(旧)6.3kw ⇒ (新)5.0kw
暖房能力 :(旧)6.3kw ⇒ (新)6.7kw
消費電力(冷房):(旧)1.69kw ⇒ (新)1.38kw
消費電力(暖房):(旧)1.38kw ⇒ (新)2.128kw
消費電力(換気):(旧)0.027kw ⇒ (新)0.078kw
運転音 :(旧)43dB ⇒ (新)47dB
これはどう考えれば良いのでしょう。冷房は結構すぐにきくので暖房重視というところでしょうか。消費電力も下がっているような、上がっているような・・・コンセプトが変わっているのでしょうね、単純に比較しても意味がなさそうです。運転音が若干上がっているのが気になりますね。
<ロスナイ換気ユニットの仕様変更>
運転モードが1種類しかなかった旧型から、4種類の運転モードを搭載した新型へ変更となりました。家の広さにより風量の調節が効くようになったのですが、施工時に1種類に固定されてしまうようでして、自分では切り替え出来ないようです。せっかくの新機能なので調整できればいいのになぁ。。。
旧タイプは運転モード3に該当します。運転モード1で最大風量となりますが、運転音も最大です。
冷暖房室内ユニットはマイナーチェンジ、ロスナイユニットはフルモデルチェンジという感じでしょうか。スペック的に見ると微妙なので、どのような環境下で最高のパフォーマンスとなるのか知りたいですね。ロスナイユニットの最大風量が選べることで、旧タイプだとエアロテックが2台必要だったものが、1台でまかなえる?ようになるとしたら、結構なフルモデルチェンジとなりますね。
おはようございます。
三菱電機の全館空調って、けっこう個別で導入なさってるところもあるらしいですね。
各室の温度調節のできる全館空調を建てるには三菱地所ホームしかないと思ってたので、そんなことないんだったら建て替えるときはよそで頼んでもいいのかも?と思ったりしてしまいます。
最近は、各社とも全館空調を組み込めるようにしてきてるので、山武とか東芝とかに対抗してパワーアップしてきたんでしょうか。
三菱地所ホームが寒冷地仕様に対応したがってるっていう噂もあるので、それ対応かもしれませんが。