HEMSの未来・・・「見える化」から「いじる化?」へで紹介したエアロテックの通信アダプターについて、三菱地所ホームへ設置の見積もりをお願いしたのですが、「P-HM02WA」単体での取り付けは行っておらず、HEMSシステムの中での取り扱いとなり、また、異なる環境下での使用は誤動作、故障の原因となる可能性もあり、エアロテックの保障ができなくなるとの回答がありました。
なんか想定通りの絵に描いたような回答だったので・・・まぁそうでしょう、保証の問題になりますよね。エアロテックの保証期間は10年間と長いので、それを考えるとちょっと難しいかなぁなどと思ってしまいます。かと言ってHEMSの導入に40万もかけたくないですし、エアロテックだけ便利に使えれば問題ないので、もっと簡単でリーズナブルなシステムを構築すればいいのに!と思ってしまいます。
前回の記事を書いてから、ECHONET Lite(エコーネットライト)についていろいろと調べてみたところ、アプリの組み方によって以下のようなことが出来るようになるようです。
<ツイッターとの連携>(Kadecklyを使用)
「キープ運転開始」などのキーワードをアプリ側に登録しておいて、ツイッターでキーワードが含まれる文章をアップすると、アプリがそれを認識して、あらかじめ設定しておいた機能を実行させることが出来ます。
<グーグルカレンダーとの連携>(Kadecklyを使用)
これもツイッターと同様ですが、この場合はグーグルカレンダーのスケジュール名を認識して、設定していた機能を実行させることが出来ます。ツイッターの場合は任意のタイミングでの実行が可能ですが、グーグルカレンダーのスケジュールを使用すれば、タイマー機能が使用できるようになります。この機能を利用して、朝9時にはエアロテックをキープ運転にして、午後5時に通常運転に戻すなんてことが可能となります。
<GPSとの連動>(IFTTTを使用)
GPSと連動して、指定した地点から離れる(または近づく)と設定しておいた機能を実行させることが出来ます。先程のエアロテックの制御で考えると、家から離れるとキープ運転となり、ふたたび家に近づくと通常運転にするなんてことが出来ます。しかし、スマホのGPSは制度が今一つなので、誤動作が多いようです。でもまぁ、楽しい連携機能ですよね。
<外気温との連携>(Kadecklyを使用)
指定した地点の外気温を認識して、その気温をトリガーにあらかじめ設定しておいた機能を実行させることが出来ます。例えば、気温が16度以下になった場合にエアロテックを暖房運転に切り替えたり、逆に25度以上になったら冷房運転に切り替えるなんてことが出来るようになります。
調べていくと何かやりたくなってしまうのですが、エアロテックの10年保証がなくなってしまうのも困りものなので、もうしばらく考えてみようと思います。一度、三菱地所ホームのHEMS担当者に相談してみるのも良いかも知れませんね。
こんばんは。
三菱地所ホームとしては、今は最初からエアロテック+HEMSを標準にしてて、もうそのパッケージで価格にも上乗せしてるし面倒見るシステムになってるのでいいけど、それ以外の余計なイレギュラー対応はしたくないところでしょうね。メルコもきっと嫌がるだろうし。
こういうのって、具体的に何か起こるかもしれないっていうことより、実際何か起こったときの検証の手間を考えてしまうんだろうと思います。個別のプログラム同士がコンフリクトして暴走したりしたら、もうどのタイミングでどのコマンドが走ったらそうなるのかとか、順列組合せで無限に終わらない気がするので。