「住宅ローン・借換えか?金利優遇幅の拡大か?」で書いたように、他行への借換えと今借りている銀行の金利優遇幅拡大の両方にトライしてみました。
借換えについては、りそな銀行がキャンペーンをやっていて、10年固定で0,55%(団信革命をプラスしても0.75%)という都市銀行の中ではずば抜けてお安い金利を打ち出していました。私の場合、今のローンに三大疾病保障がついているので、りそな銀行の「団信革命」をプラスしたプランを選択しましたが、年齢的な制約から若干ローン期間を短縮しなければならないため、見た目の金利は下がるのですが、支払い金額は1万ちょい上がるという試算でした。
一方、今の銀行での金利優遇幅の拡大については、上記の借換えについての相談を持ち掛けたところ、源泉徴収を提出するだけで金利優遇幅の見直しを行って貰えました。その後の手続も簡単で、通帳と銀行印を持参して本人が手続するだけとのことでした。こちらの再審査は、通常の審査と同様に1週間程度かかりましたが、結果的に0.3%程度の金利優遇幅拡大を実現させることができました。毎月の支払い額としては、2千円程度しか下がりませんが・・・。
結果として、金利は下がるが若干支払い額が上がる借換ローンと、支払い額が若干下がる今の住宅ローンの2種類が選択可能となりました。支払い総額を見てみると、前者でー250万、後者でもー100万となるので、そこそこ効果のあるものとなります。
一見すると、支払い総額がー250万となる借換ローンの方がお得に見えますが、ちょっとここは冷静になって考えてみました。私の場合、大分昔に入った生命保険に保険ファンドという貯蓄機能のある口座があり、その最低保証金利が年複利で1.5%となっています。この保険ファンドに借換ローン毎月支払い額の差額である1万ちょっとを積立てしてみると、総額は450万程度となるので、この1万ちょっとを住宅ローンに使うよりも利益は大きいという結果になります。65歳までの運用として現実的に考えてみても住宅ローンと同等の効果が期待できることが分かりました。この辺は実際に計算してみないと分かりませんね。
色々考えた結果、手元に現金を残しつつ、支払い総額としてー100万という効果が期待できる既住宅ローンの金利優遇幅を拡大する方向でお願いしようかと考えています。